婚約をひかえて最近彼女が何となく冷たくなったのはどうしてでしょうか

私(二十五歳)はある大型家電販売会社に勤める独身サラリーマン(総務部係長)ですが、プロポーズを受けてくれたはずのK子さん(二十四歳)の最近の気持ちが計りかねるのでご相談します。私はK子さんと結婚できたらすばらしい家庭を築けると思い、勇気を奮ってアタックしました。長男で、家が貧しいため高卒で就職したことなど真実の姿を正直に彼女に語りました。それでも裕福で大卒の彼女は私の求めに感動さえしてくれて応じてくれたのです。以後私は希望に燃えて働きデートを楽しみ、婚約の日を待ちかねてきました。ところが最近、彼女の私を見る目が心なしか冷たく、デートも盛り上がらず、間隔があいてきました。あせっていると妹が「兄さんは貧乏家庭のニオイがする」などと、どきりとすることを言うのです。いじけた暗い気持ちに襲われて……。

〈回答〉デートには、盛り上がる時期があったり、そうでない時期があったり、若干の波はつきものです。それよりも問題なのは、デートのしかたです。あなたは、どのようなデー卜をしておいでなのですか。映画館とか音楽会とか美術館とか公園とか食事とか、つまり、月並みな所へ行くというやり方を漫然と重ねておいでではないでしょうね。そういう所も、もちろんけつこうではありますが、主目的は、相手の性格、好み、人生観、結婚観、家庭設計などを互いに知り合うことに置くべきです。そのためには、こちらも、気どったり、体裁をつくったりしないで、ありのままの自分を示すとともに、相手を十分に観察することが必要ですし、また、こちらの抱負、希望、将来のビジョンなどを大いに語るとともに、相手のそれを傾聴することも、たいせつです。このような観察と理解のために使ってこそ、デートは意義があるのです。
これを読んでいる独身の方は参考にしていただくとともに、ご紹介します。
高卒までで就職したことを正直に告げたのはりつばでした。貧しい家庭で育ったので、裕福な家庭の暮らし方、やり方、慣習などを知らないとしても、同様に率直に告げ、示すべきです。相手が見る眼を備えた女性であれば、その率直さを敬愛します。卑屈な態度をとったり、逆に虚勢を張ったりするのは、よろしくありません。それをやると妹さんの指摘が当たることになってしまいます。「本当の値打ちを見てくれ」と堂々としていらっしゃい。むしろ、彼女の知らない庶民生活の楽しさを教え、味あわせてやるくらいの気概で。なお、「婚約の日を待ちかねて」とありますが、そのイニシアチブは男性のほうがとるものです。

出典:結婚相談所 比較